思考記録場

日常生活の中で気になったことや、感じたこと、考えたことを記述するだけの場所。

2019-01-01から1年間の記事一覧

仮初の多忙

週5の学生実験の予習とレポート、更にテスト勉強が私の生活を圧迫した。今までの人生で1番多忙かもしれないと思うと同時に、これが1番多忙と思われる我が人生の淡白さに辟易とした。 今までの人生で何かを全力でやり切ったことがあっただろうか。有難いこと…

たぶん僕はHSP

HSPって知ってる?まあ大半の人は知らないと思う。僕も今日知ったし。 ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)とは、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性(あるいは生得的感受性[1][2])を持つ人のこと。(Wikipediaよ…

定期をピッてしたい

僕は定期を使ったことがない。そもそも電車やバスで通学したことがない。小学校から大学まで順に徒歩、徒歩、徒歩、自転車である。最長の通学時間は中学の25分だ。それ故僕は定期を使ってピッてしたい。 毎日長い通学時間を憂鬱に思いながらパスケースを取り…

僕はブルーハーツが好きです

幸せが訪れた時、その後やってくる不幸が怖くなる。ジェットコースターは登ったままでは終わってくれない。そんな気持ち、分かるでしょ? 幸福のタチの悪いところは、最高点と最低点が不鮮明なところだ。昇っていることはわかっても、何処まで昇り続けるのか…

「読書家」の敷居が高い

僕は本を読むのが好きだが、読書家ではないと思う。と言うのも、僕は本を読むペースがかなり遅い。月に数冊しか読めない。これ以上読もうとすると、僕のキャパシティを超えてしまって、純粋に本を読みたくて読んでいるのではなく、大量に本を読み耽る自分に…

永遠なのか、本当か

桜は春が終われば散っていく。夏になれば青々とした葉を広げるが、秋になれば落葉する。冬には全てを失い、みすぼらしい枝を露呈する。永遠などこの世に存在しない。 しかし、春はまたやって来る。また桜は咲く。また葉を広げる。落葉しても、そこには蕾が残…

死に場所を求める老兵

高二の夏、僕は広島大学にいた。総合文化祭に出場する為だったが、そのプログラムには大学の施設見学も含まれていた。ある部屋では、アフリカツメガエルが大量に飼育されていた。実験で殺される運命とは知らずぷかぷかと浮かぶ彼等を見ても、特に心は痛まな…

やっぱり僕は姫路が好き

今、僕は名古屋へ向かう電車に乗っている。2週間ほど姫路の実家に帰省していたが、やっぱり僕は姫路が好きだ。 思い返せば、中学生の頃は地元が大嫌いだった。当時の僕にとって、姫路は何もないつまらない町だった。大人達はしきりに姫路城を褒め讃え、誇り…

信じるものは救われる

まえがき この文章は、文章でしか吐き出すことができなかった醜い思いが書き連ねられています。とても読めたものでは御座いません。決して人に勧められるものでもありません。無理して読んで頂かなくても結構です。 消えてしまいたい。そう思う時がある。ど…

貧乳の友人が巨乳になっていた

俺は見知らぬ部屋にいた。まあ、夏休みだし、見知らぬ部屋にいることもあるさ。 見知らぬ部屋の割には勝手がよく分かる。まあ、夏休みだし、何処の扉を開けて、何処へ向かえばいいのか、それくらい分かることもあるさ。 気の向くままに進んでいくと、ゾンビ…

広く浅く深い

深みのある魅力的な人間になるためには、浅く広い部分も必要だと思う。初めからポリエは形成されない。ドリーネ、ウバーレを経て、長い年月をかけてポリエとなる。ポリエになるために、先ずドリーネより始めよ。 ということで、最近は気の向くままに色々挑戦…

【創作】ファイト

無意識の行動だった。車のクラクションが怒鳴りつけてくるまで気がつかなかった。横断歩道の真ん中で立ち止まっていた。信号は赤だった。 学校に着いた。今日は下駄箱に上履きがあった。上履きの中に画鋲もカエルも入ってなかった。教室に行くのが億劫になっ…

成績が伸びたので母に自慢した

昨日、私の2年春学期の成績が公開された。 賢すぎワロタ。 正直なところ私自身も戸惑っている。というのも、1年迄の私のGPAは3.3くらいだった。大学によってGPAの配点が違うため他大学の人からすればGPA3.3は凄い様に見えるかもしれない。しかし、弊学では成…

桃太郎の問題点と読者の人格形成

桃太郎。日本人であれば誰しもが1度は読んだことがあるだろう。実は、誰もが親しんだあの物語には問題点がいくつも描写されている。 「むかしむかし、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました」 老人夫婦のみの家庭である。過疎地域での少子高齢化を象…

心に移りゆく

一人で生きていく。何度も願い続けて、遂にそう決意したはずなのに、一人がひどく寂しいと感じる時がある。一人で生きていきたいはずなのに、誰かに抱き締められたいと思う時がある。どうしようもない衝動に駆られ、布団の中で苦しんでいる夜がある。これは…

大して仲も良くない皆様へ

ご存知の方も多いと思うが、彼女と別れた。このことに関して皆様にひとつお願い申し上げたい。私の恋愛を下手な娯楽として消費しないで欲しい。 私の中でこの恋愛は、終わってもなお大切なものだ。未だ笑い話にはできない。したくない。別れた理由は聞かれた…

【創作】赤鬼と鉄の女①

失敗したのは明らかだった。中学までは教室の隅で読書をする模範的陰キャだった俺、鱗滝右近は、地元から遠く離れた高校へ進学し、入学式前日に髪を真っ赤に染め上げた。これで俺も陽キャの仲間入りだと思った。しかしながら、いざ入学してみると、その陽キ…

ハッピーて難しくね?

ハッピーエンドが思いつかない。 最近は夏休みに入ったのでやることがなくて困っている。暇を持て余してもしょうがないのでTwitterをしきりに開いているが、Twitterを開いても暇なことに変わりはなかった。そこで、創作活動に取り組もうと思った。 僕は自分…

【創作】だから、私は一人を選ぶ

「新郎、あなたはここにいる新婦○○を、健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しいときも、妻として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか?」 「誓いません」 私は、病めるとき、貧しいときまで最愛の人と一緒に居たいとは思わない。苦しい時は一人…

5分の1の純情な感情

大学2年生になり、生命理学科へ進学した。その結果、大学の講義はほぼ得意な生物学になり、毎日楽しい学生ライフを過ごすことになった。 はずだった。 4ヶ月ほど生命理学科の講義を受けてみて、生物学を極めるためには数学、物理、化学、英語など、生物以外…

【創作】言葉の鎖

あなたのことが好きだなんて言えないのです。私にはその言葉を発することが罪深く思えてならないのです。我ながら、なんと人付き合いの向かぬ人間に育ってしまったのだろうと常々思っております。 「好き」という言葉は相手に強い束縛を生じさせると思えてなり…

【創作】恋の等高線①

以下の物語はフィクションです。実在の団体、人物とは一切関係がありません。関係があってたまるか。 我ながらありがちな話だと思った。入学して早々に一目惚れをしてしまった。偏差値183の超トップ校に首席で入学した私は、愛読書であるキャンベル生物学を…

ありがとう

「店員さんには必ずありがとうと言いなさい」 買い物をする際、母は常々僕にこう言い聞かせた。母は口先だけの人間ではなく、実際に会計を終えると必ず店員に「ありがとう」と言っていた。 母は言霊を信じていた。良いことを言うと自分に良いことが帰ってくる。…

嫌いな人間

会話中に腕組みする奴が嫌いだ。腕組みは拒絶の表れである。俺はお前を受け入れないという意思が漏れだしている。話し相手の意見は端から聞くつもりなどないのだろう。失礼極まりない。失礼極まりない人間に対して、こちらが懇切丁寧に接すると思うなよ。 悲…

漢検二級

僕は漢検二級を受けた。別に漢字が好きな訳ではない。むしろ苦手な方で、小学生の頃は何度も居残りで漢字テストを受けさせられたりもした。では何故、漢検を受けようと思ったのか。理由は主に三つある。 一つ目は、過去の失敗に対するリベンジである。僕は高…

表情

ある日、友人と生物の話をしている際に、僕は何かが思い出せない時があった。何が思い出せなかったのかを思い出せないので、仮にAという現象を思い出せなかったことにする。僕は、「あれ?Aってどんなやつやっけ……やばい思い出せへん…………あ、あの現象のことか…

まま冷蔵&シュガースポット

祖母はよくバナナを買っていた。いつ、誰が食べていたのかは全く記憶にないが、冷蔵庫を開けると、そこにはいつもバナナがあった。それが僕の日常だったので、バナナは冷蔵庫で保存するものだと思って今まで生きてきた。 先月の中頃、僕は何気なくバナナを購…

僕の中に一体何人の僕が潜んでいるんだ

まずはこちらをご覧頂こう。 水の温度を1℃上げるのに必要な熱量が1calやった気がする。— 大谷 (@penguin60124) 2019年4月16日 え、ほんとに?水を1℃上げるのに必要な熱量って圧力で変化するんじゃね?— 大谷 (@penguin60124) 2019年4月16日 これは僕が最近投…

日進月歩

僕は近所のスーパーでアルバイトをしている。ある日、レジ打ちをしていると、調味料を一式購入する若者に遭遇した。彼はおそらく、この春に引っ越してきた新入生だろう。そう思うと同時に、僕が名古屋に引っ越してきてからもう一年経つことに気づいた。 僕は…

不憫な友人

これは僕の話ではなく、友人(以下A)の話だ。あまりにも不憫だったので、僕はAに、ブログを開設して愚痴を吐き出したらどうかと提案した。するとAは、僕のブログに書いてもいいよと言ってきた。ネタを提供されたので、全力でここに記す。Aのために多少のフェ…