君の吐いた息が僕にあたって
僕の吐いた息も恐らく君にあたって
そうして互いの呼吸を分け合えるほどに
君を近くに感じていたい。
君の腕が僕を抱きしめて
僕の腕が君以上に君を強く抱きしめて
そうして互いに好きを譲れないほどに
君を近くに感じていたい。
君の吐いた言葉が僕を傷つけて
僕の吐いた言葉も恐らく君を傷つけて
いつしか互いに責め立てあって
君を近くに感じなくなった。
君の腕が僕を傷つけて
僕の腕が君以上に君を強く傷つけて
いつしか互いにボロボロになって
。