思考記録場

日常生活の中で気になったことや、感じたこと、考えたことを記述するだけの場所。

尊敬する先輩

尊敬する人物について纏めようと思う。まずは僕が尊敬する先輩について纏め、如何に僕が先輩方のことを愛しているか知ってもらおう。尊敬する先生や同級生についても、他の記事に纏めていく予定なので、そちらも良かったらどうぞ。

 

ここから先、僕の先輩への思いがつらつらと書かれている。紹介している先輩方本人がこれを読んで恥ずかしさを感じるかもしれないことが予測されるが、諦めて恥じて欲しい。どうしても無理な場合は言っていただけると編集します。

 

先ずは高校時代の部活動の先輩を紹介しよう。僕は自然科学部に在籍しており、ひとつ上のH先輩とよく活動した。H先輩はカエルが好きな先輩で、カエルを見つけた瞬間、それが何というカエルであるか同定する能力を持っていた。ある日のフィールドワークでは、急に先輩が側溝を覗き込んで「シュレーゲルアオガエルやぁ……!」と感動していた。僕は一瞬でシュレーゲルアオガエルだと見抜いた先輩を見て感動していた。先輩は植物にも学があり、ある日、先輩が顧問の先生に対して、絶滅危惧種であるアサザ相生市のため池で見たことがあると仰った。このアサザという植物は兵庫県ではそこそこ珍しく、そう簡単に見つかるものではない。先生も訝しげだったが、実際にため池に訪れると本当にアサザが生息していた。このアサザの研究によって僕は全国大会で表彰されることになったのだが、全てはアサザを発見したH先輩の功績である。先輩には頭が上がらない。

 

僕は高校では自然科学部と並行して生徒会活動にも精を出していて、1年生の頃から生徒会執行部に在籍していた。その頃の生徒会長であったM先輩も尊敬する先輩の1人だ。彼女はとても凛としていた。宝塚が好きだと仰っていたが、宝塚に出ていてもおかしくないくらい凛としていた。人を先導するリーダーとはこういうものかと、全校生徒を前に演説する会長を眺めながら尊敬の念を抱いていた。実は僕は生徒会自体は好きではなかったので、2年生になったら辞めようと思っていた。しかし、M先輩が会長として臨む最後の行事である文化祭が終わった時、自分が先輩の後を継ぎ、先輩が1年間守ってきた生徒会を僕も守りたいという思いが芽生えた。生徒会を経験していない他の奴に会長の座を取られるのが癪だったというのもあって、僕は生徒会長に立候補し、当選した。会長の仕事は僕にとって面倒極まりないものばかりだったが、その分様々なものを得ることが出来た。会長を務めるきっかけを与えてくれた先輩には感謝している。風の噂によると、なんか某コンテストでセミファイナリストまで残ったそうで、流石です。

 

僕が高校在籍時、とある先生から「君らの2個上にMっていうのがおってなぁ、名古屋大学農学部に推薦でしれっと受かったんやぁ」という話を聞いていた。その頃僕は名古屋大学は目指していなかったので、賢い先輩がいたんだなぁくらいの感覚だった。そして時が流れ、僕が縁あって名大に合格した後、このM先輩が声をかけてくれた。「またご飯でも行こう」と言って頂き、おお、これが大人の社交辞令かぁと思っていたら、本当にご飯に誘って頂けた。惚れた。話をしてみるととても聡明で、しかも生物が好きだという。僕の知らない生物の話などもしてくれるので、とてもためになる。これからも是非生物の話をして頂きたい。さらに、M先輩はなんと超絶イケメンなのである。もうそれはそれはべらぼうにイケメンなのである。僕は偶然にも某ジャニーズのYさんに出会ったことがあるのだが、YさんよりM先輩の方がイケメンだと思う。もう非の打ち所がない。完璧すぎる。バイトにも誘って頂いて、今は先輩と同じバイト先に僕も通っている。あまり話す機会はないが、今回紹介する先輩方の中で一番好きだったりする。またご飯誘ってください。

 

もう1人、同じ高校から名大へ進学したE先輩とも仲良くさせて頂いている。E先輩は数学のプロフェッショナルで、中学生の頃から大学の工学部が使うような数学の参考書を嗜んでいた強者だ。この参考書を見せてもらったことがあるが、とあるページに付箋が貼ってあった。これはなんですかと尋ねると、「これは書かれていた内容が間違えていたから付箋を貼って訂正したんです」と教えてくてれた。化け物かと思った。そんなE先輩はユーモアのある人で、会話に細かいボケを挟んでくる。気づいてますよという素振りをするととても喜んでくれる。逆に僕が細かいボケを挟んだ時は、気づいてますよという素振りをしてくれる。先輩とは物の考え方が似ているのかもしれない。例えばこんなことがあった。ある友人が「僕の部屋は夜景が綺麗に見えるんです」と言った時、僕はレンブラントの夜警という絵画のことを考えていた。するとE先輩も「夜景といえばレンブラントですね」と仰った。僕はすぐさま「ですね」と言い、先輩と2人でニヤニヤした。先輩は僕に似て変人だと思う。

 

何故か仲良くなった先輩もいて、K先輩がこれに当たる。最も、この先輩は僕にとっては雲の上の存在で、仲良くなったというのもおこがましいくらいの人物である。K先輩は僕が知る限り1番博識な先輩である。様々なことに興味を抱き、独創的だが的確な見解を示している。このような人が研究者になるのかと思い、僕自身も研究者を目指しているので尊敬し、先輩から色々なことを吸収しようとしている。先輩はブログを開設しており、これがまた面白い。先輩のブログへのリスペクトは、僕がブログを開設したきっかけの一つでもある。先輩から様々な知見を学んでいき、先輩のような鋭い指摘ができるような人間になりたい。

 

これが僕の尊敬する先輩方である。他にも尊敬する先輩はいるが、キリがないのでこれくらいにしておく。僕が如何に先輩方を尊敬しているかが伝わったと思う。この先輩方のように、僕も人から尊敬されるような人間になりたい。先輩、僕はまだまだ若輩者でありますが、これからもどうかよろしくお願いします。